介護現場の未来を支える

海外介護人材の育成と ARROWSの解決策

日本の介護現場では、深刻な“人材不足”が続いています。
働き手の減少、高齢化の加速により、多くの施設が日々の運営に悩みを抱えています。

ARROWSでは、単に人材を紹介するのではなく、しっかりとした教育・育成を受けた海外の介護人材を通じて、地域の介護現場を長期的に支える仕組みづくりに取り組んでいます。

北海道保健福祉部⾼齢者⽀援局⾼l齢者保健福祉課
第8期 北海道介護保険事業⽀援計画‧ ⾼齢者保健福祉計画[案]の概要より

介護人材不足はこれからさらに深刻に

厚生労働省の推計では、今後も高齢化は進み、介護を必要とする人が全国的に増え続けます。
それに対して、介護職として働く人材は十分に確保できておらず、2040年には約69万人の不足が見込まれています。

地域の介護現場を守るためには、「質の高い人材」が継続して働ける仕組みが必要です。

 

介護を支える人材が足りない現実

少子高齢化の影響により、介護職として働く若い世代は年々減少しています。施設側では、

  • 応募がこない
  • 定着しない
  • 経験者が集まらない

といった課題を抱え、結果として既存のスタッフの負担が増え続けています。

地域によっては
“働き手より高齢者の方が多い” 状況に

特に地方では、高齢化のスピードが非常に早く、

介護サービスを必要とする人は増え続けています。

一方で、働き手となる若い世代の流出が続き、

「このままでは現場が回らない」という声も増えています。

こうした背景から、海外介護人材の受け入れは、地域を支える大きな力となりつつあります。

介護⼈材不⾜に対するARROWSの解決策

① 現地教育機関との連携

ミャンマーにある提携学校と連携し、

日本語だけでなく、
日本で働くための基礎知識や生活ルールを、
渡航前から丁寧に指導しています。

② 徹底した事前研修

日本人講師による講義と実習を受講し、

介護の基礎知識と、介助方法など、
実務に直結する内容を織り交ぜながら、
現場で困らないための土台をつくります。

③ 一人ひとりに寄り添った人材紹介

求職者との面談を重ね、

性格・人柄・働き方の希望を丁寧にヒアリング。
「施設との相性」を大切にし、
長く働けるマッチングを行います。

④ 安心の入社後サポート

ミャンマー人専門の登録支援機関と連携し、

生活面・仕事面の相談まで一貫してサポート。
困ったことがあってもすぐに相談できる

体制を整え、定着率向上につなげています。

ミャンマーの連携教育機関 授業風景

ARROWSと連携する教育機関では、
日本語学習だけでなく、介護の基礎知識やマナーも丁寧に学んでいます。

導入事例のご紹介

社会福祉法⼈浄光会様(北海道遠軽町)

特定技能スタッフの受け入れについては、数年間のノウハウを蓄積してきましたので、そこまで心配はありませんでした。

申請から入国まで様々な事情で当初の予定より時間を要してしまったが、受け入れた2人はその間、相当日本語の習得に努力されたと思います。ですので、当初心配していたコミュニケーションについては問題ありません。

礼儀正しく、明るく、ポジティブな姿勢に感心しておりますし、一緒に働くスタッフにも良い影響を与えています。

日常生活面でも、自立しており当初からそこまでのサポートを要しておりません。

2人の働きぶりも、真面目で吸収力も素晴らしく、早く自立する姿が今から想像されます。

今後も継続的な受け⼊れを検討されています。

海外人材のリアルな声

エイさん (ミャンマー出身)

初めて外国に行くので、心配なことがたくさんありましたが、日本に到着したとき、私たちを迎えに来てくれたエージェントの方が優しくしてくれて、分からないこともちゃんと説明してもらえました。 だから、だんだん心配がなくなって、気持ちが楽になりました。 
初めて施設に着いたとき、施設長や職員の方が親切に歓迎してくれました。 仕事の中でも、みんな優しくて、いろいろ教えてくれたので安心して仕事ができました。 本当にありがとうございました。

ニンさん (ミャンマー出身)

私は初めてヤンゴンから日本にきたので いろいろなことを心配していました。 仕事がうまくできるかどうか、生活も大丈夫かなと不安でした。
でも日本に着いたあとで、すぐに安心することができました。 遠軽には、どこをみても山が見えるのでとても楽しいです。
仕事もみんな優しいし、分からないことがあったら教えてくれるので  「花の苑」で働けることが運が良かったと思っています。
皆さんにいつも感謝しています。